ちょっと調べ物があったので、戦中の『京都寸葉』誌を見ていたら「切手商組合の改組」という記事を見つけました。昭和19年8月の第112号です。切手商の組合と言えば、戦後に出来た日本郵便切手商協同組合と全日本切手商協会の2つし…
イギリス・切手発行100年 2 1/2d
イギリスは、1940年5月6日に同一図案で色違いの6種の記念切手を発行しました。それが「切手発行100年記念」切手です。派手さは無いのですが、地味に好感が持てる切手として、イギリスの記念切手の中でも好きなもの。 1940…
ネパール・2例目か?
画像は、ネパールの Sri Pashupati シリーズから1930年発行の4 Pice と16 Pice を貼付した使用例。緑色が4 Pice 切手で、紫色が16 Pice 切手ですから、合計で28 Pice が貼って…
切手付封筒・角形カナ入り4銭
画像は、明治6年12月発行の手彫切手付封筒の角形カナ入り4銭で、カナは「ニ」。この4銭、使用済は高価ですが未使用なら意外と安くて、「みほん」字入りなら更にお安く入手できます。だから、僕のコレクションにも収まっているわけで…
久々にハンガリーのプレスタンプ
国内外の競争展にここ10年ほど出品していないハンガリーの消印。そろそろ大幅リニューアルして、再出品したいと思い始めているところではありますが・・・。どうなりましょうか。 このカバーは、左上に押されている Okolicsn…
東京市内局の引受数
画像は『いずみ』119号(昭和49年2月)に掲載された、明治13年3月21日の東京市内局の引受数一覧です。このデータは有名なものなので、皆さんもどこかで目にしたことがあると思いますが、『いずみ』に発表されたのが初出になり…
鉄郵印・米原小松間
6月1日に米原・魚津間の鉄郵印をご紹介しましたが、今回は同じ北陸線でも、もっと古い区間の米原・小松間の使用例です。 台はがきも前回は菊はがきでしたが、今回は一つ古くなって小判はがき。そして、消印も時刻入型より古い丸一型を…
『明治時代東京区分図』
戦前、特に小判や菊切手のカバーを入手すると、その発進地や宛地が気になることがあります。特に、都市が急速に膨張を続けた東京は、現代とは全く異なった姿をしているのでなおさらのこと。 例えば、皆さんがよく行くと思われる目白の切…
マリ鉄道の機関車
西アフリカの内陸国マリ。面積は日本の約3.3倍もありますが、鉄道は隣国セネガルのダカールと、マリの首都バマコを通りクリコロを結ぶ、延長約1300kmのダカール・ニジェール鉄道の1路線しかありません。鉄道名にニジェールが付…
『津田沼徒然草 NEXT』第1号
届いたばかりの『津田沼徒然草NEX』第1号。発行人の永冨氏のお名前を初めて聞いたのは、1990年代後半のことだったと思います。「ワ便に執念を燃やしている方が居て・・・」と人づてに聞いたのですが、その時はこちらの認識が浅く…