スイス・「プロ・パトリア」

スイス切手から連想されるイメージは幾つかありますが、その一つに慈善切手があると思います。
額面プラス寄付金が付いた切手で、皆さんも、きっとどこかで見たことがあるのではないでしょうか。
その慈善切手は年に2回発行されるのですが、それぞれに目的が違います。

一つは冬に発行される「プロ・ユベンチュード」と呼ばれる児童福祉のための慈善切手で、花とか昆虫、動物、鳥などが有名どころ。
そして、もう一つは「プロ・パトリア」で、こちらは夏に発行される貧困者や障害者のための慈善事業切手になり、風俗や風景、歴史や美術品などを描いた切手として知られています。

画像の切手は、1938年に発行された最初の「プロ・パトリア」切手(上)と、翌1939年発行の2回目の切手(下)。

日本で寄付金付切手と言えば、国家的行事の経費調達のような印象が強いのですが、社会に役立たせるための寄付金付切手を発行し続けている点が、さすがスイスだと思います。
しかも、その継続が一寸やそっとではない80年以上ですから、並大抵のことではありません。

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