余剰マテリアルで郵便史

余ほど上手く対処しておかないと、収集歴が長くなればなるほど、コレクションの主流からはみ出るマテリアルが多く出て来ると思います。
もちろん、整理の悪い僕の手元にもたくさんあって、あるものは仮貼り帳に、また別のあるものはケース内に放置された状態で、活躍の場がないまま長い眠りについています。

そんな、余剰マテリアルを使って「なんちゃって郵便史」として整理するのも、リストラ寸前の再雇用みたいな感じで、けっこう楽しめます。

上のリーフは、広告入機械日付印のストックから救出されたもの。
ご存知のとおり、広告入機械日付印は郵政省発足により事業収入を上げる目的として採用されたシステムなので、「郵政省の発足と独立採算制」というリーフを作りました。

広告入機械日付印は、昭和25年3月11日に使用が開始され、その終末は昭和27年5月30日ですから、どうせなら初期に近いものと終末に近いものがあると、郵便史的に説得力があります。
で、ストックを見直したところ25年の8月と27年の1月の使用例がありました。

どちらも、郵便史的にはもう少し初期に近く、また終末にも近い方が納得できるのですが、そこは気軽な「なんちゃって郵便史」ですから、使用開始年と終末年の使用例ということで、まぁいいかな。

皆さんのお手元にある余剰マテリアルも、ちょっと目線を変えれば、それなりに活躍の場を作ることができるのではないでしょうか。
これが、意外と面白い。

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