手彫切手の中で「駄桜」と呼ばれるほど、駄物(あくまで手彫切手の中で)扱いの房1銭。
駄物=安物ということでもあるので、僕のような貧乏収集家が手彫切手入門とするには、ちょうど良い切手でもあります。
基本、そのような切手なので、枚数を集めて独りよがりを楽しむ切手なのですが、数十年も集めていると「良いモノ」が偶然とは言え、多少は集ってきます。

例えば、左の切手は赤矢印の所の桜葉が、軽彫りとなっているもの。
画像でも、他の印色と比べて薄くなっているのがよくわかると思います。
これは2版のポジション18の切手ですが、未使用としての状態も良いので、幸運な良い拾物でした。
実は、この部分をリタッチした印刷もあるのですが、こちらは拾物として出会うことがありません。
右の切手は、切手というよりも記番印です。
「ナ第五号」は近江の柏原局なのですが、最高ランクではないものの、それなりの希少局だそうです。
「だそうです」とは、随分と自信なさげではありますが、その昔収友が教えてくれた受け売りです。