ネパール・初期の4 anna

数日前に紹介した2anna切手と同じ印刷時期の4annaですが、この額面は、元々の数が少ないのでけっこう苦労します。

用紙は、厚紙と薄紙の2種があって、厚さが何倍も違うので間違えることはありません。
厚紙は薄いケント紙みたいにピンピンしていますし、薄紙は日本の小判切手の白色薄紙より薄くて、柔らかい紙。
下のリーフでは、左の単片が厚紙で田型が薄紙。

その田型の右上の切手はテートベッシュで、これはポジション54のもの。
この位置のテートベッシュはSetting5〜11にあるのですが、この7枚のSettingの中で更に個別のSettingを確定するには大ブロックでないと出来ません。

下のペアは「White Crown」と呼ばれる描かれている王冠が破損してしまっている変種で、ポジション6と40の2ヶ所にあるのですが、右耳が付いているので40番切手と特定できます。
市場で耳紙が切断されてしまった単片を見ることがありますが、それだとポジションの特定はできなくなります。

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