桜和紙カナ無し半銭

ゴールデンウィーク。
ニュースを見ていると面白いですね。
観光地にドッと人が出向いているわけですが、その観光客へのインタビュー。
レポーター「人出が多いですけど、どうですか?」
観光客「まさか、こんなに居るとは思わなかったので出て来たのですが、混雑がひどいですね」
「いやいや、あんたもその混雑作ってる1人やろ」と、見てる方としてはツッコミどころ満載。

我家の長女と四男が、どちらも誰もが知っているちょっと贅沢なホテル(別々のホテルです)で料理人をしているのですが、ゴールデンウィークは客室の稼働率も高く、キャンセルはほとんど無いとか。
緊急事態宣言が出されてキャンセルは多少はあっても、その後に新たな予約で埋まり、結果的には客室、レストランともに高稼働率だそうです。

恐らく郵趣家の皆さんは、仮に外出禁止令が出されたとしても、気が狂うことなく、おとなしくコレクションの充実をはかるべく、家で活動をされるのではないでしょうか。
郵趣書を読むか、リーフの整理、ヤフオクやebayのチェック、あるいは原稿書きなどなど。できることは沢山ありますね。
まぁ、風景印などの局メグは出来ませんが・・・。

で、今日の画像ですが桜切手から和紙カナ無し半銭のリーフ。

半銭は4版ありますが、丁寧な彫りなのに特徴的な切手が多く、手彫切手入門にはオススメな切手。
特にC級、D級とでも言いましょうか、マイナーな細かな変種が多数あります。
ウッドーワードは、おそらく手彫切手の印面を最もよく観察した人の1人だと思いますが、その大著にも記録されていない変種がたくさんあります。
例えば画像のリーフだと2版の21番、3版の13番、4版の19番などがそれ。
ほんの小さな変種ですが、そういうのが手彫切手の一つの楽しみだと思います。

3版の13番切手は品川の大型地名入検査済印が、ちょっと威張れる存在。
あと、政府印刷の目打11.5は、玄人好みのマテリアルだと思います。
いくらでもある11sではつまらないと思うので。

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