画像は、スウェーデンの軍事切手付封筒。スウェーデンでは、こうした様式の軍事郵便用のカバーが1929年から発行され、興味深い収集対象の一つとなっています。発行された種類も多いのですが、それとともにバラエティも多く登録されて…
投稿者: 郵趣手帖
与那原 恵『琉球切手を旅する』米軍施政下の二十七年
本書は、昨年末に中央公論新社から刊行されたものですが、元は『中央公論』に連載されていた記事を大幅に改訂して一書にまとめたもの。著者の与那原氏は、名字からも知れるとおり琉球にルーツを持つ方(本人は生れも育ちも東京。ただし両…
ステーショナリー150年
よく考えたら、今年の12月で日本最初の葉書と切手付封筒が発行されて150年。JPSのステーショナリー部会が存続していたならば、きっと記念ミニペックスを開催していたのではないでしょうか?消滅してしまったのは仕方がないので、…
ミニペックス出品作品
今回の北欧ミニペックスに出品した僕の作品は、「安価な!使用済で楽しむスウェーデン切手」。その狙いは、「ミニペックス=いろいろな参観者」という図式が僕の頭には昔からあります。「いろいろな参観者」というのは、非郵趣家であった…
北欧ミニペックス
11日(土)10時集合で、作品は前日に全て展示済だったので、即売品などの準備。10時半オープンで最初の参観者は、全く予想外の男女。聞くところによれば、切手は集めていないけど、北欧独特の楽器の演奏者だとか。なるほど、なるほ…
明日から北欧ミニペックス
ご無沙汰です。約1ヶ月ぶりの更新になってしまいましたが、1〜3月は仕事が一番の繁忙期なのでカンベンしてください。この間、東京スタートで、大阪、熊本とロングラン。熊本なんか3週間の滞在でした。朝は7時頃から仕事を始めて、夜…
広重「山下町日比谷外さくら田」
画像は、タンザニアが1997年に発行した「広重200年」小型シートからの一部。タイトルは上記の見出しのとおりなのですが、正月風景を主題として描いているので持ってきました。 画面手前左に、大きくちょっとだけ描かれているのは…
『山田祐司コレクション 手彫切手』
再三、刊行が延期されていた本書が届いたのが昨年末。運が悪いことに、仕事が立て込んでいて目を通すことが出来なかったのですが、ようやくボチボチと見始めています。 コレクションについては、過去に切手展で何回も展示されているので…
ドイツ・ライヒスバーン
「ドイツ・ライヒスバーン」と言うと、二つの意味があります。一つは戦前の「ドイツ帝国鉄道」で、もう一つは戦後の「東ドイツ国鉄」。ちなみに、東に対して西ドイツの方は「ドイツ・ブンデスバーン」と呼ばれていました。 画像の切手は…
Gibbons Stamp Monthly 1月号
『ギボンズ スタンプ マンスリー』1月号に、日本関係の読物が2編も掲載されていました。そのうちの1編は、驚くべきことに現行モノで、こうした記事が掲載されるのは珍しいですね。“ JAPAN: A NATIONAL TREA…