画像は、西ドイツが1955年10月5日に発行した「欧州列車ダイヤ会議」記念切手で、描かれているのは腕木式信号機と背後にある線は、鉄道路線を現しています。
ヨーロッパは、隣国と陸続きであることが多く、また海を隔てていても海峡が狭いので、当り前のように二国間以上をを跨いで走る国際列車が日常の中に溶け込んだ世界で、そうした列車が走らない日本とはちょっと異なります。
とは言っても、戦前の日本では国際連絡運輸が行われていたので、戦前と今では状況がちょっと異なりますが・・・。

このような背景があるので、自国の列車ダイヤを決める際にも国際列車との関係が不可欠になるので、そのための会議が「欧州列車ダイヤ会議」です。
この会議は、1872年に第一回が開催されています。
下の時刻表は、僕が1984年にヨーロッパへ行った時のもので、TEE(トランス・ヨーロピアン・エキスプレス)という国際列車の「ラインゴルド」号のもの。

この列車は、アムステルダムとバーゼルを結ぶ国際列車なので、オランダ、西ドイツ、スイスの三カ国が関係します。
こうした列車のダイヤを調整するのが、切手の題材となった「欧州列車ダイヤ会議」です。
会議の頻度は1914年までが年二回で、戦後は年一回になりました。