画像は、スウェーデンが1968年に発行した「野生動物」切手帳を整理したもの。
左から、耳紙に「シリンダー番号1」「同2」「計数番号」が入っており、耳紙のバラエティを全て揃えた状態になっています。

リーフを、どのようにアレンジするのか?
このアレンジを規定するものは、そのリーフで何を表現したいのか。
この一点に尽きると思います。
このリーフのばあい、耳紙のバラエティとしてシリンダー番号と計数番号があり、しかもシリンダー番号には「1」と「2」がある。ということが表現したわけです。
実はこの切手帳、若干横幅が広いので、ボストーク標準リーフだと綴穴が開いている分だけ有効面積が狭く、3冊は貼れないという欠点がありました。
その解決方法として真っ先に考えられるのは、シリンダー番号で1リーフ、計数番号で1リーフの2リーフに分割すること。
まぁ、これはごく一般的な考え方だと思いますが「耳紙のバラエティを見せる」という趣旨にとってはイマイチでしょう。
なぜなら、バインダーに綴じた場合にページを捲らないといけませんからね。
そこで考えたのが、展示用リーフの活用。
展示用リーフならば綴穴が無い分、有効面積が広くなります。
そして、出来上がったのが画像のリーフで、ピッタリと収まりました。
もちろん、このままではアルバムには綴じられませんが、展示リーフ用のクリアポケットを使うことで、その問題は解決できます。
バインダー内では、通常の穴あきリーフに混じってクリアポケットが綴じられるので、若干統一性には欠けるものの「アルバムを通して切手を見る」という基本は、これで解決できます。
アルバム整理というのは、本を読むのと同じく、ページを捲りながら鑑賞(美術書の鑑賞と考えてもよい)するためのもので、収集家は170年以上も基本的な郵趣付属品の一つとして使い続けているのです。