昨夜は、亀戸大根の会の例会日。
例会では、米国の1番切手、しかもダブル・トランスファを集めた、こだわりのコレクションを見せていただきました。
その話しの流れで、例会では石川良平コレクションの話題に。
石川氏が築かれた、米国クラシック、ハワイ、香港、在日外国局、手彫など、そのどれもが、今となっては伝説のコレクションと言えますし、コレクションを生で見たことがある世代も、我々の年代が最後ではないでしょうか。
画像は、1993年にニューヨークのクリスティーズで開催された、石川コレクションから米国クラシックを扱ったカタログ。
1981年のコレクション集で見て、感嘆した名品の数々がバンバン出てきます。

表紙に選ばれたのは、米国切手を集めていないと「?」と思われると思いますが、米国クラシックの至宝と言っても過言ではない、1869年発行24セントの中央逆刷りエラー田型。
表紙写真では小さいので、下に拡大画像を置いておきます。

この切手の発見は、米国ではなくイギリスのリバープールで、1880年代後半のことでした。
伝えられているところによると、小包の包装紙に貼られていた状態で、輸入業者の事務室で発見されたそうです。
また、発見時は今よりも大きい2×3枚の6枚ブロックでした。
発見者が、地元(リバプール)の切手商に売却し、その業者はトーマス・リドパスという同じリバプールの切手商へ売却、それをニューヨークの収集家ウィリアム・ソーン氏が入手することになります。
氏は4枚ブロックの収集家だったので、横ペアの2枚を切り離したため、現在の姿に変わってしまったということです。
それにしても「自分は4枚ブロックで集めているから」と、あっさり切断してしまうところが凄い。