画像の切手は、ニューカレドニアが1971年3月13日に発行したものですが、ニューカレドニアに鉄道は走っていません。
正確に言えば「今は」ですが。
描かれているのは、1914年12月に開業し、1940年1月1日に廃止されたニューカレドニア唯一(第2次世界大戦中は、米国の鉄道連隊が一時期軍用列車を走らせていましたが)の鉄道を描いたもの。
レール幅が3フィートのナローゲージでしたが、29kmの路線を持ち貨客輸送を行っていました。
この切手、入手した頃は意味がよくわからなかったので「単なる蒸気機関車切手」程度にしか思っていなかったのですが、だいぶ経ってから調べたところ、上記のようなことがわかったしだい。

その後、更に月日は流れたある日、偶然見つけた絵葉書。
細部は異なりますが、なんと、切手そのもののような構図ではありませんか!

小さな国や地域からは、それが人気のあるトピカル図案のばあい、自国とは関係が無い図案の切手が発行される傾向が強い部分がありますが、こうして丹念に調べると、思いもよらず「へー、そうなのか」と知ることも多々あります。
ちなみに、この切手を入手したのは小学生の時で、上記のような詳細を知ったのは20年くらい前のことになります。