今年は「小判切手150年」ということで、小判切手収集家の間では盛り上がっているようです。
100とか150とかの切りのよい数字なので、それも頷けます。
それと比べると160というのは、なんとも中途半端ではありますが、今年は「目打ゲージ160年」でもあります。
各種郵趣雑誌でも取り上げられることはないようですし、当然ながら切手展でも取り上げられることはないでしょう。
下の画像は、僕が使っている目打ゲージの数々。
昔はライン式をよく使っていましたが、最近は老眼で見難くいので、ドット式の方をよく使っています。
特に右端の黒地に白ドットが見やすく、重宝していますね。
たしか、ベルギー製だったかな?

このほか、僕は持っていませんが、特殊な目打に対応した変わった目打ゲージもあったりして、見ていると郵趣付属品として面白い。
ところで、目打ゲージの発明ですが、ルグランというフランス人収集家の発明であることは、日本で発行された郵趣文献には書かれています。
それを以前に自分で確認したところ、”Le Timbre-Poste” の1866年10月号の79ページに「目打と無目打」というタイトルで約5ページにわたり記されているのを見つけました。
その記事に掲載されていた目打ゲージが下の画像のもので、世界最初の目打ゲージと言うことができます。

ルグランは、透しのバラエティは認められて(当時のカタログや収集方法として)いるのに、目打については無目打と有目打しか認められていないことに疑問を感じ、目打のバラエティも収集対象と認める提言をする中で、目打ゲージを考案したように受け取れます。