新小判・第3種重量便

小判切手時代の第3種便。
5厘や緑1銭の1枚貼りは、使用局のこだわりがなければ入手しやすいので、特に小判切手専門の方ではなくても、お持ちの方はいらっしゃると思います。

画像は、5厘切手を2枚貼った「2号または2部以上」使用例ですが、1枚貼りと比べると圧倒的に少ないですね。

この時期、「1号1部」も「2号または2部以上」差出の基本は重量16匁。
1匁は今の3.75グラムなので、16匁だと60グラム。
しかも、当時の新聞は現代のように大形でもなければ、ページ数だってありません。
基本重量の帯封を見れば、小さくペラペラで軽いのが実感できます。

画像の使用例は、
備後尾ノ道 明治23年1月5日ニ便

このデータなら、緑1銭1枚貼りの方が良かったかも・・・。
なんて思ったりもしちゃいます。

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