『FINDS』256号

北欧切手研究会の『FINDS』256号が到着。
創刊は、1975年ですから今から46年前のことで、もうすぐ半世紀になります。
4年後の50周年には、なにか記念に残ることがしたいですね。

今号の記事は、フィンランド関係が2本と、ノルウェーが1本。
裏面の会務関係報告の中に、大杉勇文氏ご逝去の報告が・・・。

大杉氏と言えば本会創立メンバーのお1人で、『FINDS』創刊準備号(1975年)に「北欧切手部会発足にあたって」と題し、北欧各国で発行されている切手の共通性などから、北欧5カ国のまとまりについて書かれています。

また、氏の名前が北欧切手以外の収集家に記憶されるようになったのは、2005年のジャペックス出品作品「ノルウェーの郵便ラッパ切手 1883〜1890」が、住野賞を受賞したことによるところが大きいと思います。
この作品は『JAPEX’05 全記録』に、全リーフが掲載されています。

『FINDS』のバックナンバーには、大杉氏による専門的な解説が数多く掲載されており、これらは日本語で読める解説として、今でも極めて有益な存在となっています。

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