第2次昭和10銭勅額

第2次昭和切手10銭勅額切手のリーフからの1枚。
6番から10番までのコーナー切手なのですが、8番切手に大きな特徴を持っています。

上のストリップから8番切手を拡大したのが下の画像で、赤円で示したのが特徴を示している部分。
この特徴は『昭和切手研究』で紹介されているもので、推定印刷局紙幣工場製A版と呼ばれているものの中に見られます。

ところで、この灰色勅額切手について「切手収集家の米兵が入手した灰色勅額切手をスコット社が入手し、告示が無いことに気付いたスコット社がマッカーサー司令部を通じて日本政府に照会した。慌てた日本政府は遡及告示を出した」というような意味の説明がされることが定番となっています。
この話しは『郵趣』1971年8月号掲載の今井修氏による「日本切手百年小史」20回に記述されているのですが、その話しの大元の出所って、どこなのでしょうか?

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