中国・少年たちよ、子どものときから科学を愛そう

中国が1979年10月3日に発行した、ずいぶんと長ったらしいタイトルの切手。
この小型シート、発行当時の日本での販売価格は600円でしたが、いまカタログ値では300,000円になっています。
あの頃の中国切手頒布価格600円というのは非常に高い価格で、普通なら5〜6種の記念切手のセットが200〜300円、1枚ものなら30円程度だったと思います。

この小型シートの額面は2元なのですが、新発行の切手の大部分の額面は8分の時代。
1元=100分なので、2元なら200分。

また、当時の都市部の平均所得が1ヶ月50元だったそうなので、2元なら月給の25分1なので現地の人にとってはかなりの高額面だったと思います。
当時の中国の状況を考えると外貨獲得手段のための発行で、中国人収集家はどうでもよい存在だったのでしょう。

で、僕の興味はというと、現在の一般的中国人収集家の中で、こうした高額の小型シートがどれだけ収められているのかということ。
どうなのでしょうかねぇ・・・。

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