ある郵趣誌に、両国局・昭和20年1月10日消印の平山秀山堂社名入り封筒の中から「法隆寺五重塔切手の原図と写真資料」と題する、台紙に複数の原図写真が貼られた資料が出てきたことを根拠に、「昭和20年初めには、逓信省は切手製造…
カテゴリー: 日本郵便史
根室郵便電信局
画像は、旧小判10銭に押された根室のボタ印。ひび割れた感じで、状態はイマイチってところでしょうか。赤2に押されたスカッとしたものを見てしまうと、ちょっとねぇ・・・。って感じですが、でも、そこは「腐っても鯛」じゃないけど、…
川支
事故印には色々な種類があり、その表示方法のバラエティも豊かで、お値段的に痛いところがありますが、集めて楽しい分野。数をかなり減らしながら戦後まで残るものの、なんと言っても小判切手の時代が一番多いですね。 画像は、そんな事…
東京→大分の速達便
画像は、5円新議事堂葉書に円単位五重塔航空切手25円を加貼した速達便。航空切手と言うとちょっとした特別感がありますが、このシリーズのばあい使われ方から見ると、円単位通常切手の一員と思った方が実態に合っていると思います。 …
明治32年4月1日料金改正
「明治32年4月1日の料金改正に近い使用例は無いかな?」と葉書の束を見直して、ようやく見つけたのが下のリーフのもの。 本来は、紐枠葉書1銭の加貼例がいいのですが、小判葉書しかありませんでした。正確に言うと、紐枠葉書もあっ…
余剰マテリアルで郵便史
余ほど上手く対処しておかないと、収集歴が長くなればなるほど、コレクションの主流からはみ出るマテリアルが多く出て来ると思います。もちろん、整理の悪い僕の手元にもたくさんあって、あるものは仮貼り帳に、また別のあるものはケース…
琉球米貨単位暫定切手の目打作業
画像は、琉球の米貨単位暫定切手のアルバムからの1リーフ。切手が貼ってありませんが、これはこれでよいのです。なにしろ普段のリーフなので、資料的なものも綴じてあると、その切手を説明するのによくわかります。 リーフには、旭堂印…
鉄郵印・金澤輪島間
画像は、楠公はがきのアルバムから、新楠公2銭の使用例。新楠公は、楠公はがきの中でも特に使用量が多く駄物中の駄物ですが、だからこそ駄物ならではの面白さがあります。 画像は鉄郵印の使用例ですがフラフラの押され方で、このはがき…
瀬戸内航路
画像は、新小判2銭切手4枚を貼った書留使用例で、この4枚貼りはよく見かけます。切手自体も後期普通紙の目打13ですから、新小判では駄物中の駄物。一見したところ田型に見えますが、縦ペアを2組貼ったもので「田型だったらまだ良か…
日本の自然・10円コアオハナムグリ
以前に、前職の知人からいただいた時に封筒だけ紹介しましたが、今はこんな感じのリーフに収まっています。 盲人用点字郵便で、更に配達日指定のもの。フィラテリックではない、こうした使用例は多分なかなか無いと思います。中身の手紙…