郵便番号制度の日

早いもので、今日から7月。
そして1日といえば、昭和43年のこの日に導入されたのが郵便番号制度ですね。
というわけで、勝手に作ったのが「郵便番号制度の日」。

この日に発行されたのが、連刷のシート切手が7円と15円。
そして15円のコイルと下の画像の切手帳という、郵政省が役者を総動員したような気合いの入れ方です。

郵便番号制度を一言で言うと、膨大な量の郵便物を素早く捌くためのシステムの一つ。と言えます。
この郵便物を素早く捌くための工夫というのは、それが人々の中に浸透したかどうかを別にすると、古くは明治時代後期の「配達郵便区」の記入奨励にまで遡ることができると思いますが、この奨励については、特に郵便の側からの積極的なアプローチが無かったことから、一般公衆にはなかなか分かり難いシステムだったと思います。

それが、一目で分かりやすく、目に見える形になったのが震災葉書。
この葉書には、住所欄第1行目に「(配達局名)」を記入するように明示されています。
下の使用例には、それに従って「福井県(三国局)」ときちんと配達局名が書かれています。

せっかく震災葉書に配達局名欄があるのに、じゃあ、どれだけそれが利用されていたのかとなると、現実にはなかなか寒いものがあります。
これは統計を取ったものでもなく、あくまで感覚的なことですが100枚に1枚は無いと思います。
500枚に1枚ぐらいかなぁ・・・。どうでしょ??
配達局名が記入されたものはホントに少ないので、もしお持ちでしたら喜ぶべきマテリアル。

そもそも、この時代に一般の人が配達局を手軽に知る術が無かったはず。
郵便番号制度の導入と同時に「郵便番号簿」が発行され、誰もが無料で入手できたのと訳が違いますから、配達局名を書きたくとも書けない状況だったと言えます。

今日は「郵便番号制度の日」に因んで、そのルーツの小話を一つでした。

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