京都の大形拇太印

京都の大形拇太印が押された、5厘の小判葉書。
地方都市なら喜ばしいのですが、相手が京都では興味も半滅と言ったところでしょうか。
しかも、全体的に古色が進んでいますから、誰の目にも魅力的なマテリアルには映らないと思います

実際、これを入手したのもある郵趣イベントで皆さんが散々見た残り物。
お値段は、カフェのコーヒー1杯にとてもならないくらいで、売り主さんの手間賃程度だったと思います。
「古色だし、京都だし」というのが、誰もが興味を持たなかった理由でしょうね。

ここで、消印部分を拡大して、見やすいように回転させました。

データは「京都/一四・九・二六・に」。
そうです。
こうなるとピンと来る方も多いのでは・・・。

大形拇太印の使用開始は、明治14年9月19日。
正式には「この日から使用開始」と明示はされていないので、初期使用にはバラつきがあるようですが、京都は9月19日が確認されているそうです。

ということで、このマテリアルは使用開始7日目ということ。
でもなんだか、その割には拇太印部分がちょっとくたびれた感じがしないでもないですが・・・。

拇太印専門収集家ではない、一般収集家としては満足な日付で、普段は自称「駄物で作る日本郵便史」のアルバムに「大形拇太印の使用開始」ということで収まっています。

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