新小判2銭の重量便

画像は新小判2銭のアルバムからの1リーフ。
貼られているのは、田型が1枚と単片が1枚の計5枚。
特に「書留」の表示が無いので、第1種の5倍重量便であることがわかります。

貼られているのは藁紙で目打は8 1/2。
明治19年8月の使用例なので、藁紙としてはちょっと遅めでしょうか?

新小判2銭の多数貼重量便は、手元に丸一印時代のものは何通もあるのですが、二重丸印時代となると少ないような。
2枚貼りはそこそこ手元にありますが、4枚以上となると他にあったかな?
他の額面、例えば10銭と2銭で12銭(このばあい12銭の1枚貼りの方がよかったな)などの混貼は見ますが・・・。

ともあれ基本重量の5倍料金を、基本料金の5倍の枚数の切手で貼ってあるところが、論理的で気に入っています。

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