やっと家に帰って来れました。
と言っても、明後日から今度は熊本です。
1月、2月、3月が1年の中で最も繁忙期なのですから、こればかりは仕方がありません。
下の画像は、昭和23年4月に発行された三島切手展の小型シート。
恐らく、皆さんのボストーク図入りアルバムにも収まっているものと思います。
この切手、普通ならば名古屋逓信展小型シートに加刷してあるのですが、加刷が逆になっていたり、誤って大阪逓信展の小型シートに加刷されたものなど、いろいろと話題が多いことで有名です。
僕の手持ちは、もちろん名古屋逓信展加刷の普通のもの。
この切手について語られる時に、引用文献がほぼ孫引きで固定されていることは、この辺の事情にご興味がある方はよくご存知のことと思います。
下は当時刊行されていた『サン月報』から当該部分を抜き出したもので、大阪逓信展への誤加刷についての報告です。
上が昭和23年5月15日号、下が6月15日号で、2回に渡って追跡調査の記事が掲載されています。
この小型シートを語る時に、『サン月報』の記事が紹介されることは少ないですね。
恐らく、参考文献の孫引きが多く、1つ1つの郵趣誌を丹念に確認することを怠っているからだと思います。
ご覧になったことがない方のために、いつもより画像をちょっとばかり大きく載せましたが、いかがでしょうか?
えー、前回の『週刊ポスト』誌の件ですが、2名の方が僕を見つけてくださいました。
ありがとうございました。