半世紀前の『郵趣』

当ブログをご覧の多くの方がベテランの収集家だと思うので、半世紀前、すなわち1976年8月号の『郵趣』をご覧になっていると思います。

この号は、JPS創立30周年記念号であったので、特集記事を何本か組み、そして増ページで対応されていました。
そもそも、表紙からして他の号との差別化を図り、「特別」であることを強調する仕組みで、よく考え抜かれた『郵趣』であったと言えます。

増ページ分の記事は、硬軟いろいろとあるのですが、今でも面白いと思うのが田辺猛さんの「フィラテリー30の知恵」。
内容の詳細は原本をお読みいただくとして、自分的には心当たりがあったり、「あー、なるほどなー」と感じたり、田辺さん流の軽妙な語り口で、ホンネを語っています。
今は、こうした事を書く方がいなくて淋しいですね。

飲んだくれの田辺さんには、この記事から数十年後、とんでもない目に合わされましたが・・・。

半世紀前の『郵趣』」への6件のフィードバック

  1. 私もひっぱり出して再読しました。頷けるものがたくさんあります。専門家はその場限りのおべんチャラ評価しかできない。売買の責任まで負うわけがないの箇所が特に印象に残っています

    1. いつも、ありがとうございます。
      僕が印象に残っているのは、オークションの談合ですね。
      後年、金井オークションのフロアで、田辺さんが指摘したのと同じ光景を目にしました。

  2. 再読してみます。
    今考えると、表紙は手間と時間がかかっていますね。カタログから切手画像を切り抜いて球体に貼り付けているのではと・・・今は画像処理ソフトで簡単に作成できると思いますが・・・

    1. いつも、ありがとうございます。
      文字も植工さんが、一文字一文字拾っているんですから、『郵趣』を一冊作るのに大変な労力だったと思います。

  3. 「郵趣」購読前だったので、数年前に図書館で読みました。ネットのない時代だったので、教えて貰うか本で読むしかなかった、良き時代でした。8月号の「郵趣」で「日本郵趣協会フェロー」を認定するって山田理事長言っていますが、当時の方々以上の方々って、どれほどいるの?と思います。

    1. いつも、ありがとうございます。
      「フェロー」の件、どのような物差しで測るのか、そこに興味があります。
      どうにでも解釈できる尺度では、ブラックボックスになってしまうだけ。
      結果、仲良し倶楽部ではないかと思います。

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