友人からご恵贈いただきました。
こうした、少部数発行で流通に乗らない文献をいただけるのは、本当に有り難いことで助かります。
同会については、以前よりお名前だけは存じ上げていたものの、具体的な活動内容についてはほぼ知ることは無かったのですが、今回、本書を読んだことにより多くを知ることができました。

本書は記念誌ということで、記念誌に定番の会員各氏が「会との繋がり」を自由に書いた記事が掲載されている他に、記念講演会の文字起こしが含まれており、それはそれで楽しく読みました。
しかしながら、僕にとって一番の収穫だったのは「記録・資料」という独立した項目があったこと。
ここには、文字で、写真で、あるいは表やグラフを使って同会10年間の歩みが記録されています。
それは、まるで子供の成長記録のように見えるもの。
どこの会にとってもそうですが、記録を残すということは、とても重要なことだと、僕は考えています。
例えば、会の運営が停滞や行き詰まった時に、過去を見直すことにより「なぜ、そうなったのか?」という事実が見えてきますから、それをベースに検討を行うことにより、今後の方向性が必ず見えてきます。
つまり、未来を見るために「過去を知る」わけです。
「自分たちは何者か?」この回答を得るには、過去を知るしか方法はありません。
本書を読んで、同会の強さが理解できたように感じます。