日本横浜郵便局とフランス横浜郵便局

前回、新橋駅で投函されたデグロン君カバーを紹介したのですが、その後で関連書籍を久しぶりに引っ張り出して見たのですが、そこで思ったのが「意外と良い地図が無いなー」と。
ということで、サクッと作ったのが下のもの。
赤字は当時を示し、白地は現代を示しています。
現代を示すことにより、今の地理的感覚に近づくことができるのではないでしょうか。

ベースに用いたのは、内務省地理局が明治7〜11年に測量したもので、明治政府が実測で始めて作製した横浜の地図になります。

フランス横浜局は、居留地31番(1865年)→運上所向側(1866年)→弁天(1867年)→居留地134番(1876年)へと移動します。
これらの場所は地図上に示した「初代フランス郵便局」から「4代フランス郵便局」までに、それぞれ対応します。
ただ残念なところは、3代フランス郵便局(弁天)の位置がピンポイントで特定できなかったことで、範囲を広げて囲ってあります。
これはデグロン君印で「横浜本町五丁目 怫國飛脚屋会社長 デグロン君」と出てくる場所です。
囲った範囲は、本町五丁目の範囲になります。

そして、この地図のミソは日本側の横浜郵便局を入れたところ。
2代目横浜郵便局は、日本の外国郵便開始のために新しく建てたもので、錦絵にもなっているし郵趣書にもよく出てくるのでお馴染。下の写真がそれです。

初期外国郵便の話をすると、2代目横浜局の話はよく出るのですが、不思議と初代は話しはほとんど出てきません。
なぜでしょう・・・。
在日外国局関係では、初代横浜局の方が重要だと思うのですが。

上の写真は初代横浜郵便局。
場所は弁天通三丁目で、最初は山室亀吉邸の借り物でしたが、後に買収して建て替えています。
写真は、建て替え後のものと思われます。

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