全日展などなど

昨日、今日の2日間は各種切手展めぐり。
メインは、もちろん全日展。
外国切手グループの仲間がゴールドだったので祝杯を上げたいところだったのですが、宴会が成績発表前夜だったのがなんとも残念・・・。
まぁ、楽しいお酒が飲めたので、それはそれで良いのです。

今回の全日展は、誰もが事前に注目していたのが招待出品「震災切手1923-24」だったと思います。
門外漢の僕でさえ、大注目していたくらいです。
その作品ですが、運が良いことに初日の朝一番で出品者である鎌倉氏から、懇切丁寧な見どころを解説いただくという、全くの想定外の展開に。

大ブロックの中の実用版貼替。
「なるほどなるほど、確かに他の切手と比べると印面がズレとるわ」。

震災切手発行を報じる新聞に貼って記念押印された初日印。
こうしたマテリアルを残してくれた先人って凄いなぁ。

一見普通の外信カバーなのですが、よく見ると特定の切手だけ印刷違いだったり。

宇田川氏による「型版」の来歴などなど、聞かなければ僕のレベルではわからない話しの数々・・・。
貴重な時間と、解説を有り難うございました。

下の小型印は、トンボ。
トンボと言えば、震災切手10銭と20銭ですね。
そうした意味で、良い小型印です。

昨日は、全日展と郵政博物館のワンフレーム展。
ワンフレーム展受付のおばちゃんの「投票シールを貼れ」の、ほとんど強制に近いゴリ押しにかなり引きましたが、並んでいたのはバラエティに富んだ作品群。
奥の特展室に展示されていた昆虫シリーズと魚介シリーズの原画は、昭和時代の切手作品の素晴らしさを十二分に伝えるものとして、切手収集家ならば見逃してはいけない展示品。
特に昆虫シリーズの色の出し方はビックリ。
切手では表現しきれていない微妙な色彩に、ホント良い作品を見せていただきました。

2日目の今日は、朝、ちょこっとだけ全日展に顔を出し昼前には目白へ移動。
草加郵趣会ミニペックへ。
地域の郵趣会らしく、様々なジャンルの作品が展示され、これはこれで楽しめた切手展。

ということで、2日間で3ヶ所の切手展をハシゴしました。
明日は、金曜日締め切りの仕事の原稿書きです。
ちょっと行き詰まって筆が止まっていたので、よい気分転換になりました。

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