ロイヤル・コレクションの売立

昨日に続いて、エリザベス女王ネタです。
英国王室に伝わるロイヤル・コレクションは、歴代ごとにアルバム装丁の色が変えられており、エリザベス女王はグリーンだそうです。

そのロイヤル・コレクションが決して閉鎖的なものではなく、逆にオープンであることが、数々の国際展の求めに応じて出品されていることからもわかります。
もちろん日本にも何回も来ており、1971、81、91年の3回展示され、こうしたネタには食いつきがいいマスコミにより、当時はテレビ等で多く取り上げられていました。

下の画像は、そのロイヤル・コレクションの売立目録で、2001年5月に SPINK で僅か192ロットが売られています。

この中で最大の目玉は下の画像。
喜望峰のウッドブロック刷色エラー。
しかもペアです。

このペア、その前年(2000年)に開催されたロンドン国際展に展示され、僕もその時に見たことを覚えています。
その時は、まさか翌年に市場に放出されるとは、思ってもみませんでしたが・・・。

このペアは、1952年に出版された超豪華本 ” The Royal Philatelic Collection ” のプレート7にカラーで採録されています。

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