米国・1922年シリーズ無目打

米国のカタログコレクションから、1922年シリーズの平面印刷、シート切手の無目打。

米国切手に興味が無いと、
「へー、こんな時代に無目打なんてあるの?小型シートでもないのに・・・。」
なんて、思われるかも知れません。

この切手、いかにも米国らしく民間会社製のコイル切手に対応する目的で発行されたもので、そのため額面も1、1 1/2、2セントの3額面しかありません。
それで、実際の販売はどうだったのかというと、目的通りに民間会社のコイル切手になったものは少なく、多くが無目打シートのまま収集家や切手商に買われたと言われています。

そのため、カタログ価格も安く、入手は容易。
1922年シリーズは、メインナンバーであれば額面2ドルや5ドルを除けば使用済なら激安で知られていますが、そうし中にあってこれらは数ドルという評価になりますが、まぁ、その程度のものです。

無目打切手といえば、目打付からの変造品を疑うためペア以上、できればブロックで集めたいものですが、悲しいかな図入りリーフに用意されたスペースは単片分。
なので、単片を貼るしかないのですが、画像の切手、必ずどこかに隣の切手を入り込ませて切られていますね。
いかにもフィラテリックな切断の仕方ですが、有難いことに図入りリーフにはピッタリ。
良い感じで収まっています。

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