イギリス切手のスタンダードな集め方の一つに、シリンダーブロックがあります。
日本切手で例えるならば、銘版付10枚ブロック収集みたいなものと言えば、感覚的にはわかっていただけると思います。
図体ばかりデカくて、アルバムに整理しても一向に面白みが無いという欠点も、共通しているかと。
下の画像は、そんなシリンダーブロックの整理アルバムからの１枚で、４ 1/2 d のもの。
この額面は、1959年とワイルディングシリーズの途中から加わったものなので、Multiple Crowns 透しからしかありません。
画像のリーフは、シリンダーナンバー２のクリーム紙ですが、このシリンダーにはクリーム紙しかありません。
他のリーフには８があるのですが、逆にこちらは白紙のみです。
上のリーフには２枚並んで貼ってありますが、どちらも No dot の同じもので、たまたま重品となったものですが、整理用リーフなので構わず貼ってあります。
この切手には、左端の枠線に削れた大きな欠損があります。
