ネパール・あら、こんなのが

ネパールの雑多な物が放り込んであるケースを物色していたら、袋に入ったこんな切手を発見!
これは、なかなかのもの。
というわけで、急いでザブトンを貼ってリーフへ。

切手自体は、1890年発行の4アンナ切手で特に珍しいものではありませんが、驚いたのは消印の方。

押されている消印は大形なので、半欠けなのは仕方がありません。
というわけで、日付は解りませんが局名の方は Chitwan 局とバッチリ読めます。
同局はカトマンズから見ると、南方のインド国境に向う途中に位置する局です。

押されている消印は、” TYPE CROSS ” と呼ばれる1911年から使用が始まったもので、普通はセカンドシリーズに押され、セカンドシリーズの初期から中期にかけては、局の希少性を別にすれば珍しいものではありません。

ところが、ファーストシリーズからセカンドシリーズへの切替えは、綺麗に切り替わったのでこの組合せは、それなりに希少性の高い組合せなわけです。

一見、薄汚れた単片ですが、今日からは一気に出世してメインのアルバムに鎮座することになりました。

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