JUNEX ’76出品目録

実は、今だに引越しの片付けをしています。
今日、開けた段ボールには缶の箱がいくつか入っていたのですが、それを開けると明治スタンプの『東京切手教室』とか古いパンフレットが幾つも出てきて、その中の1枚が1976年開催のJUNEX ’76の出品目録。

当時の『スタンプクラブ』を見ると、入賞作品とかの概要はわかるのですが、改めて出品目録を見るとすごいですね。
作品数が141もあるんです!
しかも、その中でトピカルが100作品も。割合で言ったら71パーセントがトピカル。
外国なんて3作品しかありません。

出品目録に審査員評が掲載されているので、読めるように大きく載せておきます。

そこで、ちょっと面白いなと思ったのが、出品区分について。
国立公園切手を例えに書かれていますが、これと同じことは、今でも、しかも大人の作品に散見されますね。

それとか、あまりに小さな狭い範囲の収集についての指摘がありますが、これはやっぱりそうでしょうね。
全体を俯瞰することができた上での専門収集ですから。
こうして見ると、子供向けの審査評なのですが、意外と今でも「そうだよなぁ」と、読んで思えちゃえます。

他の年の目録は見当たらないのですが、偶然この年の目録だけが何回もの断捨離をくぐり抜け、生き残ったようです。

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