南方占領地、特に蘭領関係では伝説的な収集家であり、また切手商でもあったブケマによる著書。まだ、日本国内で今のように南方占領地切手の収集がポピュラーではなかった頃には、一部の専門収集家がブケマ詣をしていたほど。その収集量は…
第3次昭和・5銭2α版
前回と同じようなリーフですが、こちらは2α版と呼ばれているもの。中字銘版の白紙で、印刷は東京証券札幌工場。 この2版には、肉眼でもすぐにわかる面白い版欠点があります。91番切手の「印面削れ」がそれで、もちろん上のリーフの…
第3次昭和・5銭1α版
第3次昭和切手5銭「朝日と戦闘機」の下20枚ブロック。こういうのは資料としては良いのでしょうが、コレクションとしてはやっかいものです。見ていて、ホントにつまらない。なんか、資料整理をしているみたいでねぇ・・・。 切手は、…
「小判処生鑑」
今日のタイトルを見ただけでピンと来た人は、50代以上で昔からの熱心な日本切手収集家だと思います。 『スタンプ・レーダー』1984年から86年にかけて、田辺猛氏により30回連載された小判切手の解説で、当時これを熟読、または…
第2次新昭和・1円50銭
第2次新昭和の1円50銭切手は、存在が地味過ぎて僕自身の中では、ほとんど忘れられた存在。ですから、マテリアルも持っていません。そんな苦しい状態の中からの1リーフが画像のもの。 印刷は印刷局の平版印刷で、目打は13×13 …
多度津ボタ印
画像は、新小判2銭のリーフから、多度津ボタ印の使用例。縦ペアが上下2ヶ所に貼られているのですが、一番上の切手の上辺が開封時に破損しているのが、残念と言えば残念。まぁ、これでも僕のヘタレコレクションには十分って感じですが・…
リーフの作り直し
今日、昔作ったリーフを眺めていたら「アレレ、なんだこれは!」と間違いを発見。なんと、まぁ、カバーの日付を間違えていました。えー、たまにあるんです。こういうのが・・・。 といことで、作り直したのが下のリーフ。ネパールのセカ…
ネパール・地図シリーズ
ネパールが、1954年4月15日に発行を始めた通常切手シリーズです。当時のネパールにしては、なかなか立派な平版印刷なのですが、それもそのはずでインド製の切手。 田型で揃えた内では、高額面3種が難しいですね。スコットカタロ…
第4次ローマ字入り・1000円吉祥天立像
この切手の発行を知ったのは、『スタンプクラブ』1975年5月号。発売日には必ず買っていたので、4月21日のはずです。表紙一面にドーンと迫力のある切手として載っていたので「スゲー」と思うと同時に、あまりに高額面なので諦めの…
小判葉書の朝鮮使用例
小判葉書は、使用例が色々と面白いですねどこか、楠公葉書の面白さに通じるところがあります。 画像は、在朝鮮の仁川局での使用例。明治27年9月15日イ便で、配達印は美濃神土局で9月22日イ便ですから、ちょうど1週間かかってい…