ネパールの初期切手は、最近の分類では1回目の印刷期間、2回目の印刷期間、3回目の印刷期間、電報使用の印刷期間の4段階に分類するようになってきました。ここ5年くらいのことで、国際ネパール切手研究会が提唱した分類です。 それ…
投稿者: 郵趣手帖
廃線の鉄郵印・池北線
10キロボックスから出てきた鉄郵印。もちろん、40年数年前のこと。あの頃は、一箱開けると数十枚は出てきた記憶があります。そうして入手したものを見返すと、今となっては廃線となり消滅した路線もそれなりに目にします。 下の紙付…
新小判切手10銭
ただ単に、苦し紛れにマテリアルを貼り付けただけみたいなリーフで、お恥ずかしい限りです。本当は、切手とカバーで2リーフに分けたいのですが、そこまで貼れるようなブツがありません。せめて、丸二形印や不足印、欧文年号4字印くらい…
琉球切手・オオゴチョウ偽造初日印
琉球切手の初日カバーの中に、いまだに偽造品が市場に流通していろことをご存知だろうか?どうも市場の様子を見ていると、皆さんよく分かってらっしゃらない気がして「なんだかなぁ・・・」みたいな気になります。 琉球切手初日カバーの…
菊切手・3銭赤
明治39年5月15日に、それまでの暗い赤紫から改色された赤色の3銭。色は bright scarlet だけなので、未使用は上段の1枚で上がり。ということで、カタログコレクション収集家には有り難い切手です。 2段目は目打…
ハンガリー・タイプWの完納印
画像は、ハンガリー1841年のプレ・スタンプ使用例。発信は Debreczin というハンガリー西部、ルーマニア国境に近い都市での使用例。Debreczin というのはドイツ語表記で、ハンガリー語ではDebrecen で…
『スタンプくんの切手教室』
段ボール箱の中をゴソゴソしていたら、懐しい本が出てきました。『スタンプくんの切手教室』。奥付を見たら1978年5月の発行です。 「スタンプくん」と言うのは、元々は『スタンプマガジン』『スタンプクラブ』で創刊号から掲載され…
大正白紙がズラズラっと
昭和51年12月25日の金井パブリック・オークションで、大正白紙切手のまとまった売立がありました。ロット番号の付け方から見て、お一人の方のコレクションからのものだと思われます。当時、あれだけの物が出たのですから、郵趣史の…
スウェーデン・グスタフ5世正面図案
リーフは、スウェーデンが1920年5月10日に発行した「グスタフ5世正面図案」と呼ばれる通常切手シリーズ。 グスタフ5世を描いた通常切手シリーズは複数のシリーズがあり、それぞれの図案の特徴から「円形フレーム」とか「左向き…
南方占領地・統一ローマ字加刷
いつ頃に作ったリーフかと言うと、1990年頃だと思います。パソコンで透明フィルムに文字を打ち出して切り貼りしたリーフで、当時は最先端のリーフ作成技法でした。その前だと透明フィルムではなくて紙に印刷したものでしたから、手書…