著者の正田幸弘氏より、『世界の大収集家』第2部をご恵贈いただきました。
ありがとうございました。

本書の第1部が刊行されたのは2023年5月でしたから、約3年弱での続編刊行になります。
この2冊で、前著は22名、今著は28名の合わせて50名にものぼる、郵趣史に大きな足跡を残した著名収集家が紹介されています。
さて、皆さんはこの50名のうち、何人をご存知でしょうか?
(当然、2冊をご覧にならないとわかりませんが・・・)
9割45人をご存知でしたら、豊富な郵趣史の知識が有ると思います。
40人で、郵趣史としては良いレベル。
7割の35人で、そこそこ。
6割の30人程度は、一般的な郵趣家として知っていて欲しいと思います。
半数の25人以下の方は、頑張って勉強してください。
扱っている範囲が第1部では第1次世界大戦以前を、本書ではそれ以後を扱っており、2冊を通読することにより、ほぼ編年体で郵趣家という人を通して郵趣史の一端を知ることができます。
本書で扱った人物の一部を記すと、英国のジョージ5世に始まり、アーサー・ハインド、ヘンリー・クロッカー、グリーン大佐、ジョン・ニコラス・ルフ、エドワード・デニー・ベーコン、フレデリック・ジョン・メルビル、ハインリッヒ・ケラー、ヘルベルト・ムンク、リヒテンシュタインとデール夫人、ルーマニア国王カロル2世、アルフレッド・キャスパリー、モーリス・ビュルス、ヘンリー・ハーマー、ロブソン・ロウなど。
このように、本書で扱っている郵趣家の一部を並べただけでも、キラ星のような人名がズラリと並びます。
彼らは、根っからの収集家あったり、学者肌であったり、大商人であったりしますから、彼らの様々な郵趣人生を通して、当時の郵趣界とその背景を知ることができます。
また、本書は各ページに関連する資料写真が随所に入れられています。
これらは、本文の助けとなることはもちろんのこと、その図版を見るだけでも貴重なものが多く、こうした関連資料を手軽に見ることができるのも、国内で刊行された他書には見ることができない大きな特徴と言えます。
本書のような郵趣史は、直接的に切手収集に役立つ実用的、あるいはテクニック的なものでは全くありません。
ですが、郵趣家としての厚みを形成し、また明日の郵趣界を考えるためには、郵趣史を学ぶのが最も適した方法であると言えます。
そうした視点から、本書は広くお勧めできる好著と言えます。
本書の申込みは、著者である正田幸弘氏に直接可能です。
一冊送料とも2000円。
また、第1部も上記と同額で若干部数の在庫があるそうです。
下記のメールアドレスから、お問い合わせください。
y.shoda2022@jcom.zaq.ne.jp