我々切手収集家が、通常切手として「●●シリーズ」と呼ぶばあい、多くの場合で図案が同じか、複数の同図案切手の集合体であることが多いと思います。例えば、フランスの「種まき」やカナダの「アドミラル・イッシュー」、ノルウェーの「…
年: 2024年
スウェーデン・安物の使用済もバカにできない
画像は、使用済で作るスウェーデンのコレクションからの1リーフ。お馴染、グスタフ6世から1951年発行の最初のシリーズで、タイプ1と呼ばれるグループです。このシリーズは、窓口切手帳に評価が高く入手が難しいものが少しはありま…
zoomあれこれ
いま、郵趣界ではzoomが花盛り。というか、トレンディなブームと言っても過言ではないでしょう。 ブームであるからこそ、逆に言うと???的な部分も多く見られます。その原因は、「zoomとはなにか」「zoomとはどのようなツ…
ネパール・UPU加盟に伴う通常切手
ネパールは、19世紀初頭にイギリスとの間で起きたグルカ戦争の結果から鎖国政策を行うようになりましたが、第二次世界大戦後にインドやパキスタンが独立すると、その流れの中でネパールは開国へと舵を切ります。 鎖国中でもインドとの…
ステーショナリーの未使用
ステーショナリーは玄人好みと言いますか、大抵の人は切手集めからこの道に入り、その後にステーショナリー収集にも入るのが常で、いきなりステーショナリーにハマる人は全くいないとは言いませんが、居たとしても極めて少数でしょう。か…
金井スタンプ・日本南方占領地切手(英領地区)
昨日、南方占領地のリーフを紹介したので、今日はその関連ということで金井スタンプ商会が1972年12月と翌73年1月の2回に分けて行った『日本南方占領地切手(英領地区)』のオークションカタログをご紹介。 当時の郵趣状況を記…
南方占領地・ペナン
画像は、南方占領地切手のアルバムから、ペナン・ローマ字加刷。もう30年ほど前に作ったリーフです。タイトルの「ペナン・ローマ字加刷」と1段目の切手の間が異常に空いていますが、実は最初の計画ではここにローマ字加刷のトレース図…
東京熊野前局風景印
ようやく、毎年恒例1月超絶繁忙期を脱しました。あとは3月上旬まで、熊本、大阪、博多、仙台の案件が残っているのですが、そちらはポツポツと進んで行くので、何週間も更新が途絶えることは無いと思います。 下の画像は、毎月恒例の吉…
ワイルディング・シリンダーブロック
画像は、以前に全日展に出品したイギリスのワイルディング・シリーズから33と34リーフ目で、額面6d。イギリスの通常切手は、伝統的に左下コーナーの6枚ブロック(シリンダーブロックと呼びます)で収集されることが多く、これがち…
ネパール・裁判所公用便
やっと、魔の2週間が終わりました。12月22〜28日までは長男。12月29日から昨日までは四男が居候。数日ならよいのですが、2週間も誰かに居座られるとねぇ・・・。空気が薄くなった気分というか、なんというか。家内も同じなの…