画像は、南方占領地切手のアルバムから、ペナン・ローマ字加刷。
もう30年ほど前に作ったリーフです。
タイトルの「ペナン・ローマ字加刷」と１段目の切手の間が異常に空いていますが、実は最初の計画ではここにローマ字加刷のトレース図を入れるつもりだったのです。
それが今だに空いたまま・・・。
と言うことは、30年経っても未完成のリーフとも言え、全くお恥ずかしいかぎり。
このペナンローマ字加刷は13種で揃いなのですが、２ドルと５ドルの高額２種が未入手のまま。
２ドルの方は市場価格もそんなに高くはないのですが、５ドルの方は本気で集める気にならないと買い難い評価ですね。
と言うことで、１ドルまでで取り敢えずは「上がりでいいかな」なんて思っています。
ところで、このローマ字加刷ですが、機械加刷としては最初の加刷切手になります。
それ以前の「馬来軍政部郵政局印」とか「軍政部マラッカ州政庁之印」切手は、ハンコを押したものですから正確には加捺切手。
リーフでは小さくて見難いと思いますので、拡大図を載せておきます。
加刷の中に入っている「2602」と言うのは皇紀を指していますので、西暦1942年のことで昭和17年を示しています。