ごく最近になって、ヤフオクを利用した複数の手彫切手のいけないものに対する警鐘が、複数の郵趣誌において鳴らされているのは、皆さんもご存知だと思います。 下の画像は、私が保存していたヤフオクに出品されていた偽造手彫切手。出品…
月: 2024年2月
東京中央局の風景印
吉田女史から定期便が昨日到着。ありがとうございました。 今月は東京中央局で、実を言うと同局の旧印はあるのですが、新印は初めてです。左に復原した東京駅と右にはJPタワーで、丸ビル方向から見ると位置関係も合っています。それに…
穴があって気持ち悪い
画像は米国のカタログコレクションから、1922年シリーズの「キャンザス」と「ネブラスカ」加刷。残念ながら、キャンザス加刷の5セントが1枚欠けています。なんででしょう??図入りリーフで、こういう状態が一番気持ち悪いですね。…
スウェーデン・軍事用切手付き封筒
スウェーデンは、東西冷戦期から外交や防衛政策において非同盟政策をとっていたことは、皆さんもよくご存知のことと思います。そして、その政策の現れとして国連軍の活動には伝統的に軍隊を送っており、このブログにおいても以前にコンゴ…
ソ連・モスクワ地下鉄
画像は、ソ連が1950年7月30日に発行した「モスクワ地下鉄第4期線開通記念」切手。ソ連の地下鉄と言えば駅が豪華なことで有名ですが、画像の切手からもその一端を見ることができます。 実は、この切手の発行名には幾つかの表現が…
ドイツ・鳩図案航空切手
戦前ドイツの図入りリーフから、1922年発行の航空切手。ドイツでは、これより前の1919年に葉書用と封書用2額面の航空切手を発行していますから、鳩図案は2回目の発行になります。 小形の低額面と大形の高額面、2種12額面も…
ネパール・Type Cross の消印
画像は、Sri Pashupati シリーズから最初の発行グループ(1907年)の4 paisa 1枚貼り。特に珍しいわけではなく、使用例としては普通です。料金4 Paisa というのは、この時期の封書基本料金で重量1t…
日光小型シートは不良在庫
ちょいと用があって『京都寸葉』の戦中発行分を見ていたら、面白い記事を見つけたので読んでみてください。掲載は、昭和19年11月1日発行の115号。 ここで言うところの「日光組合切手」というのは、第1次国立公園の日光小型シー…
ネパール・リカットフレームの使用例
ネパールの初期切手から、リカットフレームの使用例。このリカットフレームは、痛んだ1アンナの Setting 26を1901年に、Setting 27を1903年後半にリカットして原版を再利用して印刷したもので、さして入手…
カラーマーク
日本切手で初めてカラーマークが窓口シートの耳紙に入ったのは、1975年10月発行の国際文通週間から。それまでにもカラーマーク自体は印刷シートに入っていたのですが、裁断されてしまうので窓口シートでは見られなかったのです。そ…