鵜飼

仕事で、業界誌に「鉄道と食」に関する記事を毎月書いています。
けっこうネタ探しに苦労するのですが、来月は6月なので鵜飼です。

そこで思い浮かんだのが、第1次円単位切手100円の「鵜飼」。
これを挿図の一つに入れようかと。

鵜飼と言えば長良川で、この切手の原画を描いた吉田豊氏も、昭和28年6月16日に長良川の鵜飼を取材しています。
実は、東京の多摩川(狛江付近)にも昭和30年代前半頃までは鵜飼漁があったのです。
この話をすると、けっこう皆さん驚かれますね。
まぁ、それほどまでに「鵜飼=長良川」という図式なのですが。

上の画像は、挿図の一枚に予定しているもので、岐阜駅で昭和6年に販売された上等弁当の掛紙。
「鮎姿寿司」で全国的に有名になった嘉寿美館です。
長良川の鵜飼の様子が伝わる、よい掛紙ですね。

鵜飼」への1件のフィードバック

  1.  関西圏では鵜飼というと、宇治川なのですが。小学生の時、絵日記を書いた記憶があります。毎年7月1日から9月30日まで。平安時代から始まっており歴史がありますが、中世に殺生禁断で廃れたようで、漁具を埋めて建てられたのが塔の島の十三重石塔。郵趣で言うと、デザイン別百科に朝妻昌彦さんが書かれていましたが、北斎の甲州石班沢に描かれているのは、投網ではなく鵜飼らしいですね。

     

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