東海軒のフレーム切手

明治22年創業の老舗駅弁屋さんとして、また「鯛飯」を始めて販売した業者さんとして有名な、静岡の東海軒さんからのいただきもの。

駅弁の掛紙でフレーム切手を作られたのですが、もちろん非売品です。

鉄道関係の切手はたくさんありますが、駅弁関係のものは始めてでしょう。
図案となったのは、下の明治39年頃に使用された木版画の掛紙で、もちろん鯛飯!

鯛飯の駅弁は、けっこうあちこちにありますが、東海軒さんではこの鯛飯だけでも100年以上も販売され続けているのですから大変なもので、まさに伝統の味。
日本切手で、100年以上も現役という切手はありませんねぇ。
ノルウェーにはありますが・・・。

東海軒のフレーム切手」への2件のフィードバック

  1. はじめまして、
    駅弁や鉄道郵趣に興味をもっているものです。
    貴重な情報をありがとうございます。
    東海軒さんにそれほど歴史があるとは、知りませんでした。掛け紙でフレーム切手とは素晴らしいです。
    ちなみに、こちらのサイトの記事は電気切手で有名なM氏から教えていただきました。
    よろしくお願いします。

    1. さちぶー さま
      ご覧いただきまして、ありがとうございます。
      鉄道文化史を生業としております関係で、東海軒さんの仕事をお手伝いした際にいただいたものです。
      いただいた時には、ビックリいたしました。
      よくフレーム切手をご存知だったと。
      駅弁業者さんには、100年企業が何社もありますね。

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