桜和紙カナ無し2銭黄

画像の桜和紙カナ無し2銭切手、僕が初めて入手した手彫切手数枚の中の1枚。
まだ、『フィラテリスト』時代のJPSオークションです。
下耳付きで、センターもまずまず。そして明治6年9月の消印が気に入って札を入れたと思います。

和紙カナ無し2銭黄色は、ブロックが少ないことで有名ですが、ブロックどころかペアでさえ収集に加えるのが難しいですね。
どれだけ難しいのか、まぁ、一度競争展に出品された作品を見てください。
どのくらい難しいのか、わかると思います。

話しは飛びますが、下の画像はキャスパリーのオークションカタログから2銭黄色の一部。
赤枠で囲った部分に注目です。
ともに写真はカタログ未掲載。
まぁ、1958年当時の手彫切手はそんな扱いです。
きっと今ならカラー扱いになる、そんなマテリアルですが・・・。
ロット295は未使用の15枚ブロックで、298は使用済の12枚ブロック。
シートを除けば、ペプローの36枚ブロックがありますが、15枚は未使用の貴重な大ブロックです。
ドクター市田のコレクションに入っていた15枚ブロックが、これに該当するのだと思いますが『全日本郵趣』343号(平成3年10月)に写真が掲載されて初めて見ることができました。

298の使用済12枚ブロック。
たしか、使用済最大ブロックじゃなかったかな?
これは見たことありません。
というか、ずっと行方不明と言われていましたが、今はどうなんでしょ??

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