この切手、子供の頃から愛着があるんです。
小学生向けの切手収集本には、決まって図案ミス切手として紹介されていたので、その頃から自分的には「ちょっとした特別な切手」であったわけ。
ご存知のように記念切手としては小型なので、シートでもリーフに貼れます。
ですが、今日見て欲しいのは下に貼ってある初日カバー。
米国宛の実逓便。
貼ってあるのは第4コーナーの銘版付田型で、合計40円は印刷物の航空便料金です。
右下には航空ラベルも綺麗に貼られていますね。
そして、敦賀局の特印が左に、右には欧文印が押されています。
美しく、丁寧に、センス良く作られ、しかも外国宛実逓便という、僕にとっては理想的な初日カバーです。
差出人を見れば、著名な収集家であった秋葉氏。
「なるほど」思わず納得。