イギリス・クリスマス用機械印

かなり季節外れですが、クリスマスです。

画像は、ワイルディング・シリーズ最初の発行である Tudor Crown 透しの2.5dと1.5dを、それぞれペアで貼ったもの。
これ、2種ペアってところが華やかでいいんですよ。
もし1種だけだったらつまらない。

そして、消印がいいですね。
気に入っているんです。
クリスマス用の機械印で、図柄の「西洋ひいらぎ」(イングリッシュホーリー)が、奇麗に押されています。
この切手と消印の組合せが絶妙な感じで、クリスマス的な雰囲気をかもしだしています。

とは言うものの、良いこと尽くめなカバーではなくて、郵趣的にはちょっとダメなんです。
この使用例は、1952年12月5日のオーストラリア宛の印刷物(恐らくクリスマスカードを送ったもの)なのですが、この時期は7dがホントの料金なんです。
ところが貼ってあるのは8dで、つまり1d多いわけでピッタリではないのです。

こういうのは多分に嫌われる傾向があるのですが、僕は見栄えが良ければ気にせずにコレクションに加えています。

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