ネパール・Sri Pashupatiシリーズ 1907年 16 Pice

ネパールのセカンド・シリーズは、発行年によって幾つかのグループに分かれるのですが、画像は1907年発行のグループから16 Piceの使用例です。
緑の4 Pice切手は、普通に使われるので特に珍しいものではありませんが、1907年発行グループの最高額面である16 Pice切手の使用例は、探してもなかなかありません。

このカバー、緑の4パイス切手が書状料金で、赤紫の16パイス切手が書留料金として貼られています。
つまり、緑が2枚なので2倍重量便というわけです。
そして書留料金も2倍。
ここが面白いところで、この当時は重量が2倍なら書留料金も2倍なんですね。
カバーを見ると、それぞれのセット料金(封書料金と書留料金)が、お行儀よく左右に分かれて貼られていて、一目で2倍重量書留便ということがわかる、いい感じのカバーです。

データは、Dailekh 1926年10月5日 → Kathmandu 10月24になります。

お気に入りの1枚です。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。必須項目には印がついています *