もの凄い種類の切手帳が発売された、スウェーデンのグスタフ6世。一通り揃えるだけでも、大変なんですよ。どの国の、どの切手でもそうですが、その切手をどのレベルまで集めるかによっても、大きく難易度が変わってきます。例えばスウェ…
ハンガリーの日付印(2)
前回、タイプEの中から最も基本的なサブタイプz0について紹介しましたが、1種類だけでは「じゃあ、あとはどんなんだ?」とか「違いがわからん」ということになると思うので、今日は同じタイプEでも違うサブタイプを。 画像は、サブ…
ハンガリーの日付印
久しぶりのハンガリー消印ネタです。 ご存知のように、ハンガリーは1867年から第1次世界大戦により瓦解するまでオーストリア=ハンガリー二重帝国であったことから、今では考えられない領域を有していました。そして、それに関係し…
『20式 現行切手のススメ』
昨年の8月に刊行された、久しぶりの現行切手解説本。著者は、スタンプマテリアルの大村芳弘氏。ベースになったのは、昭和62年だから今から34年前に発売された『現行切手の集め方』(下の右画像)。 実物を手にするまでは、前作の増…
ジョージ6世・1d(2)
昨日に続いてジョージ6世の1dですが、このシリーズの発行途中には第2次世界大戦があり、そのため少なからずその影響を受けながら継続的に発行されています。そうした現象が一番よくわかるのが色調で、1/2d、1d、11/2d、3…
ジョージ6世・1d
兄貴のエドワード8世が1年も経たずに国王から退いてしまったので、急遽登板となったジョージ6世。国王即位から約5ヶ月後の1937年5月10日に、1/2d、1d、2 1/2dの3額面がシリーズ最初の切手として発行されました。…
「国別コレクションのすすめ」
『郵趣』1992年1月〜12月号の連載、大谷博氏による「国別コレクションのすすめ」。今、こうした収集の最も基本的なことについて書ける人って、いらっしゃいますかねぇ? 中でも5月号のお題は「”穴埋め”作業を通じて味わう喜び…
10円福寿草コイル
昨日の続きで、今日は1982年10月20日発行のコイル切手。発売当初は自宅周辺で買える局が無かったので、大学の入学願書をもらいに(買いに?)10月下旬に都内に出た時に東京中央局で買ったのが最初だったと思います。その後、多…
10円福寿草バーコード
花・貝・文化財シリーズの10円福寿草。本来は、ごく普通の補助額面用切手として平凡な一生だったはずですが、突如バーコードというオマケが付いたがために一躍時の人に出世。それから、いつの間にか25年ですから四半世紀も前になって…
旧小判2銭紫の4枚貼り書留便
小判切手で2銭と言えば、旧小判のオリーブと紫、そして新小判の紅。オリーブの方は初期の小判切手として、新小判の紅は誰もが知っている面白さがありますが、それに挟まれた紫はジミ〜な存在。ですが、普通の収集家にとっては多数貼りが…