小判葉書は、使用例が色々と面白いですねどこか、楠公葉書の面白さに通じるところがあります。 画像は、在朝鮮の仁川局での使用例。明治27年9月15日イ便で、配達印は美濃神土局で9月22日イ便ですから、ちょうど1週間かかってい…
「佐賀線全通記念」小型印
見てのとおり、シミが気になるので取り換えたいのですが、なかなか思うように出物に出会えません。 佐賀線は、佐賀県の佐賀駅と福岡県の瀬高駅を結んでいたローカル線でしたが、昭和62年3月に廃線となってしまいました。 その佐賀線…
『2.26事件戒厳令下の郵便検閲』
2.26事件の戒厳令に伴い郵便検閲が行われ、対象郵便物には大形で立派な検閲印が押されているのは、その希少性と共に有名ですね。僕も「1通欲しいな」とは思いますけど、まぁ、それは無理というものでしょうねぇ・・・。 その2.2…
配達局名記載推奨
以前にも、配達局名記載については紹介したことがありますが、今日はリーフでのご紹介。 震災葉書には、ご丁寧にも住所欄が印刷されていますが、その中には配達局名を記すスペースまで設けられています。この配達局名表記を遡ると、なん…
戦時特例
画像は、切手が貼っていないカバーなので、一般的にはつまらないマテリアルとされるもの。そんなジミな使用例を、少しでも役立てようと郵便史的に整理してみました。 言うまでもなく、昭和20年1月に出された「戦時特例」に基ずく書留…
フランス・OR印
なんだか、ちょっと汚いカバーですね。自分的には、元手がかかっていないので「まぁ、いいかな」と。 貼られているのは1871年発行の15サンチーム切手。地域内郵便の10グラムまでの基本料金で、これがパリ市内だと15グラムまで…
三島切手展加刷小型シートと『サン月報』
やっと家に帰って来れました。と言っても、明後日から今度は熊本です。1月、2月、3月が1年の中で最も繁忙期なのですから、こればかりは仕方がありません。 下の画像は、昭和23年4月に発行された三島切手展の小型シート。恐らく、…
チェコスロバキア・ヨーロッパ列車ダイヤ会議
仕事の関係で全く更新できなくて、申し訳ありません。1・2月が年間を通して最も忙しく、今日は1日休んで明日から26日まで大阪です。その後、一度帰宅して、熊本、博多と続きます。ということで、次回の更新は大阪から帰ってきた27…
『パリの切手市』
中学1年の冬休みだっか、春休みだったかに行った郵趣会館のショールームに平積みされていたのが本書。 切手収集家ではない著者が、パリの切手市を中心に切手を題材にしてパリを紹介しているのですが、園山精助氏が協力しているだけに、…
スウェーデン・船内郵便
度々ご紹介している、スウェーデンのグスタフ6世貼りの船内郵便。今回は1969年5月17日に Kungshoim 号から、米国フロリダ州に宛てられた比較的新しい使用例ですもう、この頃になると大西洋航路は航空機に完全にシフト…