以前に連続穴の鉄郵印使用例を紹介したことがありましたが、今回は6つ穴。 3つ穴から6つ穴への仕様変更は、大正10年7月2日の逓信公報にも掲載されているもので、「いつの間にか仕様が変わっていた」というものではありません。 …
戦時下軽井沢の切手商
毎年訪れる軽井沢。4、5日滞在する中で、軽井沢時間と言いましょうか、時計のいらない、ゆっくりとした時間を家内と2人で過ごします。 アウトレットでの買い物、お気に入りのレストランで軽井沢産のキノコ料理に舌鼓を打つ。そうした…
旧大正毛紙3銭の中子持罫
昔から好きになれない切手の一つが田沢切手。19年間続いている本ブログでも、田沢切手の話題が極端に少ないのは、そうした僕の好みを反映しています。ですが、今日はその田沢切手です。 旧大正毛紙3銭のペア貼りで、上耳付。枠線は中…
ワイルディング使用済
今日はマンションの管理組合総会があり、何事もなく無事終了。これにて理事長職も解かれ、あとは監事として1年間のお務めが残りますが、ご意見番なので楽なもの。無趣味な人にとっては役に取られる時間は然程でもないのかも知れませんが…
南方占領地・マラヤ
「南方占領地は正刷切手から」とは、大昔にどかで読んだ記憶があります。確かに、複雑で収集難易度がグッと上がる加刷切手の前に、集めやすい正刷切手で基礎を掴むというのは正論だと思います。 で、私も最初は正刷切手から集めましたが…
コレラの消毒郵便
ハンガリーの消印コレクションからの1リーフ。画像の使用例は、1831年にハンガリーというかヨーロッパでコレラが猛威を振るった時の消毒郵便。カバーをよく見ると、ブツブツの穴が沢山開いている様子がわかると思います。蒸気消毒を…
失念
今日、イギリス切手研究会から封筒が到着。で、すっかり忘れていました。11・12日のミニペックス。 小型印カバー、出品目録と一緒に同封されて来たのが『ペニーブラックとビクトリア時代』と題する冊子。会場では、このテーマで講演…
旧小判切手45銭に驚いた話し
ずっと前のことですが、購読していたオークション誌を通常セールのものも含めて全て保管していました。たぶん20年分くらいは残しておいたと思います。そんなことをしながら、ある日ふと「こんなことしてたらどうにもならん!」というこ…
木村梅次郎旧宅
四代目郵趣手帖のブログで、日本切手の大収集家であった小島勇之助氏の旧宅が、今ではマンションになっていることを紹介しました。 今日、前田晃氏の『きっておぼえがき』をパラパラと捲っていたら、前田氏が木村邸を訪問した時のことが…
B6系
画像は、いわゆる「準怪しげな切手」の1枚。まだ「完全に怪しい切手」ではないだけ、微妙に良いかも知れません。 描かれているのは、日本の古典蒸気機関車の中からB6系と呼ばれるものの一つですが、残念ながら日本の切手には無いので…