『多摩のあゆみ』という雑誌があります。多摩信用金庫が出資した財団である、「たましん地域文化財団」が発行している昭和50年創刊の季刊誌。多摩地方の文化を学術的に紹介することを主眼に刊行され、内容もその時々のテーマに沿った第…
風景印・静岡冨士局
画像は、戦前の静岡冨士局の風景印で、使用開始日である昭和10年4月6日のもの。 冨士局だけあって、真っ先に目に飛び込むのは富士山の遠望風景。そして、その下には富士川とそこにかかる富士川鉄橋が描かれています。この鉄橋は東海…
第1次昭和・乃木2銭の早期(?)使用例
第1次昭和切手2銭が発行されたのは、昭和12年5月10日。この日付は、どのカタログにも書かれていますが、全国的に見ると出回り始めたのはずっと遅かったようです。実際に窓口で5月10日に発売していたのは、東京、横浜、名古屋、…
20円松ミニパックのリーフから
第3次ローマ字入り20円。僕が小学生の頃に、一部ジュニアの間でブームになった切手でもあります。10円鹿と20円松しか集めないということで、「マツ・シカ坊主」なんて揶揄されていたものです。 その頃の僕自身はというと、あまり…
” FACIT ” Sverige 2023
北欧切手の定番 ” FACIT ” カタログのスウェーデン版。Facit 社からは幾つもの種類のカタログが出ていますが、これが基本カタログで、日本で言えば『組合カタログ』に相当。専門版に用がない人…
吉祥寺で風景印
今日は、家内の仕事は休み。ということで「どこかに行こう」と誘われたので、吉祥寺のパン屋へ。「リベルテ・パティスリー・ブーランジェリー」という店なのですが、ここのクロワッサンは東京でもトップクラスの美味しさ。京都にもあるの…
桜洋紙10銭カナ入り・銭字点落ち
オフセンターで、一般的な手彫切手としては好ましくない部類に入ると思いますが、だからこそ格安無競争という美味しい思いができたマテリアル。 なにが美味しかったのかというと、右側の額面表示「十銭」の「銭」字点落ちエラーです。 …
ワイルディング切手帳の定常変種
久しぶりにワイルディングです。画像のリーフは、St. Edward’s Crown 透しの1dペーン。上段の未使用は、左が正透しで、右が逆透し。これらは、コレクションとして最低でも揃えておきたい普通の2種。 …
『手彫切手』太田克己コレクション
2021年に横浜で開催された国際展に、手彫切手の8フレーム作品が2作品出品されていました。一つは山田祐司氏のもので、既に当ブログでもその作品集を紹介しています。そして、もう一つは太田克己氏の作品で、今日ご紹介する作品集が…
オークションの終末
気がつけば、入札締切日を大幅に過ぎていたJPSオークション。まぁ、締切日を気にも留めないほど利用していなかったとも言えます。 2月14日(火)が締切だった、543+544回をもって一旦終了とのこと。案内には「一旦終了」と…