画像は、手元に唯一ある震災往復葉書の使用例です。いつの時代もそうですが、往復葉書の使用例は通常葉書と比べると、恐ろしいくらい少なくて苦労します。そりゃ、そうですよね。自分だって往復葉書は、ほとんど使ったことがありませんか…
カテゴリー: 日本ステーショナリー
ステーショナリーの未使用
ステーショナリーは玄人好みと言いますか、大抵の人は切手集めからこの道に入り、その後にステーショナリー収集にも入るのが常で、いきなりステーショナリーにハマる人は全くいないとは言いませんが、居たとしても極めて少数でしょう。か…
小判葉書の台湾使用例
昨日は、新発行の菊紐枠葉書に古い新小判切手を加貼した使用例でしたが、今日はその逆で、古い小判葉書に新発行の菊切手を加貼したもの。 しかも、差立が本土ではなく台湾という点が有り難い使用例。抹消印は、台湾の新竹局で明治34年…
菊紐枠葉書
菊紐枠葉書に新小判切手5厘の加貼使用例。額面1銭の紐枠葉書は明治31年12月1日の発行で、翌年4月1日から1銭5厘に料金が値上げされたことから、こんな使用例ができました。 この値上げに際して、同じ日に菊切手の5厘が発行さ…
小判葉書の不足料
画像は、小判葉書のアルバムから不足料扱いの使用例。こうした使用例は、小判葉書として使うべきか、新小判切手2銭として使うべきか悩むところですが、新小判切手2銭の方には封書の不足料があるので、葉書の方に入れてあります。 とて…
母の日・こどもの日
明日は母の日。と、いうわけだからではありませんが、昭和33年発行の「母の日・こどもの日」特殊葉書。 郵頼による記念押印ですが、南米移民船「ぶらじる丸」の風景印だったのが入手の理由。日付は1961年5月25日ですが、性格が…
青色分銅(銘入り)葉書の書留
前に紹介した菊葉書もそうですが、この時期の葉書の書留使用は株主総会とか証券会社関係が多いですね。一般の人で葉書を書留で出す用件って、ほとんどなさそうですから当然の事かも知れません。 分銅葉書全体を分母とすると、書留はホン…
菊葉書(青枠)書留使用例
昨日に続いて菊青枠葉書。この時期の使用例には、単純に書留といっても2種類が存在します。 菊青枠葉書の発行は、明治32年5月25日。そして、明治32年9月末までの書留料金は6銭で、10月1日からは1銭値上がって7銭になりま…
菊葉書(青枠)の朝鮮使用例
菊の青枠葉書の使用例。朝鮮から内地に送られた年賀状です。 データは、釜山 明治34年1月1日イ便。 国名が「大韓帝国」となったのが明治30年10月ですが、一斉に切り替わったわけではないので、局ごとに追いかけて行かないと実…
小判型封緘葉書6つ穴の使用例
以前に連続穴の鉄郵印使用例を紹介したことがありましたが、今回は6つ穴。 3つ穴から6つ穴への仕様変更は、大正10年7月2日の逓信公報にも掲載されているもので、「いつの間にか仕様が変わっていた」というものではありません。 …