フラップを展開したら上下の寸法が218ミリもあるので、あまり好ましくないリーフになってしまいました。タイトル、テキストともにちょっとイレギュラーな仕上がりです。 主題は消印。1749年に開局した Szigeth 局という…
カテゴリー: 外国郵便史
ハンガリー・Handwriting Postname
ハンガリーのプレスタンプのリーフ。ハンコが無い使用例なので、ただでさえ地味なプレスタンプが更に地味に見えます。「切手が好き」という方には、つまらなく、退屈な使用例に見えるのではないでしょうか。 この使用例、実はハンガリー…
ハンガリーの消印用整理リーフ
ハンガリーの消印収集で、プレスタンプ時代の典型的な普段の整理用リーフがこれです。 下のリーフは、タイプCのサブタイプZ50のもの。上段の四角の枠内にタイプとサブタイプの解説を入れているのですが、サブタイプは複雑な文様なの…
ハンガリー・スタンプレスカバー
久しぶりのハンガリーのスタンプレスカバーです。 一番上に、タイプAの “Schemniz” の差立印。この局は現在のスロバキアに所在します。これだけでは使用年がわからないので、カバーを開いて内容を…
ハンガリーの消印タイプFサブタイプx2sv1
ハンガリーの消印タイプは、種類が豊富かつ複雑な大系を持っていますが、このタイプFは最も大きなグループを形成しています。 単円内に局名、日付を持つところは先に紹介したタイプEと同じですが、それに年号が加わった型式。1867…
スウェーデン・グスタフ6世船内郵便
一昨日は、同じグスタフ6世でもパクボー扱いの使用例を紹介しましたが、今日は船内郵便です。グスタフ6世の船内郵便は、これまでにニューヨーク線やロンドン線などを紹介したことがあるので、ご記憶の方がいらっしゃるかも知れません。…
スウェーデン・グスタフ6世のパクボー扱い
画像は、グスタフ6世シリーズの中からタイプ1の20オーレ。 一見、どこにでもある駄物に見えるのですが、よく見ると抹消印が変。一般的に押される日付印ではありません。画像では見難いかも知れませんが “Fra Sv…
ハンガリーの日付印(2)
前回、タイプEの中から最も基本的なサブタイプz0について紹介しましたが、1種類だけでは「じゃあ、あとはどんなんだ?」とか「違いがわからん」ということになると思うので、今日は同じタイプEでも違うサブタイプを。 画像は、サブ…
ハンガリーの日付印
久しぶりのハンガリー消印ネタです。 ご存知のように、ハンガリーは1867年から第1次世界大戦により瓦解するまでオーストリア=ハンガリー二重帝国であったことから、今では考えられない領域を有していました。そして、それに関係し…
フランス・リベルテの使用例
1982年に、その前のシリーズであったサビーヌに代わって発行されたリベルテ。この時期のフランスは、経済状況の影響から郵便料金がたびたび改正され、1978〜1987年にかけては毎年郵便料金の改正が行われています。 この緑色…