久しぶりのハンガリーのスタンプレスカバーです。 一番上に、タイプAの “Schemniz” の差立印。この局は現在のスロバキアに所在します。これだけでは使用年がわからないので、カバーを開いて内容を…
カテゴリー: 外国郵便史
ハンガリーの消印タイプFサブタイプx2sv1
ハンガリーの消印タイプは、種類が豊富かつ複雑な大系を持っていますが、このタイプFは最も大きなグループを形成しています。 単円内に局名、日付を持つところは先に紹介したタイプEと同じですが、それに年号が加わった型式。1867…
スウェーデン・グスタフ6世船内郵便
一昨日は、同じグスタフ6世でもパクボー扱いの使用例を紹介しましたが、今日は船内郵便です。グスタフ6世の船内郵便は、これまでにニューヨーク線やロンドン線などを紹介したことがあるので、ご記憶の方がいらっしゃるかも知れません。…
スウェーデン・グスタフ6世のパクボー扱い
画像は、グスタフ6世シリーズの中からタイプ1の20オーレ。 一見、どこにでもある駄物に見えるのですが、よく見ると抹消印が変。一般的に押される日付印ではありません。画像では見難いかも知れませんが “Fra Sv…
ハンガリーの日付印(2)
前回、タイプEの中から最も基本的なサブタイプz0について紹介しましたが、1種類だけでは「じゃあ、あとはどんなんだ?」とか「違いがわからん」ということになると思うので、今日は同じタイプEでも違うサブタイプを。 画像は、サブ…
ハンガリーの日付印
久しぶりのハンガリー消印ネタです。 ご存知のように、ハンガリーは1867年から第1次世界大戦により瓦解するまでオーストリア=ハンガリー二重帝国であったことから、今では考えられない領域を有していました。そして、それに関係し…
フランス・リベルテの使用例
1982年に、その前のシリーズであったサビーヌに代わって発行されたリベルテ。この時期のフランスは、経済状況の影響から郵便料金がたびたび改正され、1978〜1987年にかけては毎年郵便料金の改正が行われています。 この緑色…
ハンガリー・初期の印刷物
ホントに久しぶりに、ハンガリーのアルバムを引っ張り出して来ました。 画像は、ハンガリー最初の切手から2krを1枚貼った印刷物。2krは印刷物50グラムまでの最低料金なので、適正使用例ということになります。 Pest 18…
ネパール・1935年4Paisa
ネパールのSri pashupati シリーズから1935年発行の4Pisa1枚貼り。シングルレターの基本料金です。先日ご紹介した24Paisaの1枚貼りは、これに書留料金が加えられたものですね。 この時代、ネパールの消…
イギリス・ワイルディングとエドワード8世
イギリスのワイルディングシリーズのリーフから、米国宛平面路便の使用例です。 Bournemouth-Poole というイギリス南部、ドーバー海峡に面した港湾都市から米国カリフォルニアへ送られたもので、消印の日付は1953…