最初に外国切手に興味を持ち始めた頃は、全く興味を持たなかった西ドイツ。理由は簡単で、地味だから。図案に宗教関係とか肖像画が多く、しかもデザイン的にデフォルメされたものが幅を利かせていたので、子供には難しく理解し難い切手が…
カテゴリー: 外国切手
穴があって気持ち悪い
画像は米国のカタログコレクションから、1922年シリーズの「キャンザス」と「ネブラスカ」加刷。残念ながら、キャンザス加刷の5セントが1枚欠けています。なんででしょう??図入りリーフで、こういう状態が一番気持ち悪いですね。…
ソ連・モスクワ地下鉄
画像は、ソ連が1950年7月30日に発行した「モスクワ地下鉄第4期線開通記念」切手。ソ連の地下鉄と言えば駅が豪華なことで有名ですが、画像の切手からもその一端を見ることができます。 実は、この切手の発行名には幾つかの表現が…
ドイツ・鳩図案航空切手
戦前ドイツの図入りリーフから、1922年発行の航空切手。ドイツでは、これより前の1919年に葉書用と封書用2額面の航空切手を発行していますから、鳩図案は2回目の発行になります。 小形の低額面と大形の高額面、2種12額面も…
英領ピクトリアルシリーズ
我々切手収集家が、通常切手として「●●シリーズ」と呼ぶばあい、多くの場合で図案が同じか、複数の同図案切手の集合体であることが多いと思います。例えば、フランスの「種まき」やカナダの「アドミラル・イッシュー」、ノルウェーの「…
スウェーデン・安物の使用済もバカにできない
画像は、使用済で作るスウェーデンのコレクションからの1リーフ。お馴染、グスタフ6世から1951年発行の最初のシリーズで、タイプ1と呼ばれるグループです。このシリーズは、窓口切手帳に評価が高く入手が難しいものが少しはありま…
ネパール・UPU加盟に伴う通常切手
ネパールは、19世紀初頭にイギリスとの間で起きたグルカ戦争の結果から鎖国政策を行うようになりましたが、第二次世界大戦後にインドやパキスタンが独立すると、その流れの中でネパールは開国へと舵を切ります。 鎖国中でもインドとの…
ワイルディング・シリンダーブロック
画像は、以前に全日展に出品したイギリスのワイルディング・シリーズから33と34リーフ目で、額面6d。イギリスの通常切手は、伝統的に左下コーナーの6枚ブロック(シリンダーブロックと呼びます)で収集されることが多く、これがち…
ドイツ・労働者図案とポストホルン
戦前ドイツの図入りアルバムから、1922〜23年発行の労働者図案とポストホルン。両者ともに、それ以前から発行されていたシリーズに追加発行されたものになります。 この頃のドイツ切手は、シリーズごとに小グループを作って整理す…
今日はクリスマス
今日はクリスマス。家内はベーカーなので、23〜25日は超大忙し。昨日は、予約無しで3万円分のパンを買われた方がいらしたそうで、3万円分のパンっていったいどれだけの量なのでしょう?ということで、毎年、数日早めにクリスマスを…