四代目郵趣手帖のブログで、日本切手の大収集家であった小島勇之助氏の旧宅が、今ではマンションになっていることを紹介しました。 今日、前田晃氏の『きっておぼえがき』をパラパラと捲っていたら、前田氏が木村邸を訪問した時のことが…
カテゴリー: 郵趣史
沖縄復帰50年
先日、沖縄は日本への復帰50年を迎えました。ということは、僕の切手収集も50年ということになります。 切手を集め始めた小学校2年生の時に沖縄が日本へ復帰し、当時の琉球切手の周辺が何やら騒がしかったことは覚えていますが、カ…
日本郵趣協会代理部葉書通信
4月のスタンプショウで、ワンコインでの入手品。ワンコインと言っても500円じゃないですよ。100円の方のワンコインです。 稲束50銭葉書に東京中央局の風景印が押されているのですが、当時のことで印色が薄いのがちょっと残念で…
名編集長と呼ばれていた大井氏
調べものがあったので、昔刊行されていたJAPEXの入賞作品集を書庫から持ち出して物色。幸い30分ほどで目的は終わったので、ついでに色々と見ていると、78年版のあるページで目が止まりました。 そこに記された作品のタイトルは…
印南博之氏と『つくろうマイアルバム』
昨年末に印南博之氏が、お亡くなりになりました。僕らの世代だと、印南氏と言えば『スタンプマガジン』→『スタンプクラブ』に連載されていた「つくろう!マイアルバム」。 一般的には読者応募の添削コーナーと理解されていますが、当初…
クリスピエール
フランス横浜郵便局の郵便史をライフワークとされていた松本純一氏は、在横浜フランス郵便局長アンリ・デグロンの居宅と墓についての実地調査を行い、その報告を『全日本郵趣』1978年7・9月号、『スタンプレーダー』1978年8月…
鳥15銭「落ち十」(2)
昨日に続いて、鳥15銭「落ち十」ネタです。この超有名なエラー切手ですが、その発見の歴史は意外と浅く、戦後のこと。相棒とも言える「書き十」が戦前から知られていたのと対照的ですね。 その「書き十」を発見したのは、ウッドワード…
鳥15銭「落ち十」
龍五百文逆刷り、鳥十五銭「落ち十」「書き十」は、子供向け切手入門書の「珍品切手」や「エラー切手」を扱った項目には、必ずと言ってもよいくらい出ていましたから、実物には全く無関係の子供でもよく知った切手でした。 下の画像は、…
ガロア
昭和42年4月に第1回目の競売が行われたグルックナー・コレクション。その膨大な量のコレクションの一部が3回に分けて売られましたが、鉄郵印関係は鉄郵印グループが整理を行い、別の売り立てとして開催されました。それが下の画像の…
木村梅次郎の早すぎた提案
下の画像は、第1次昭和切手勢揃いのリーフ。20代中頃に作ったリーフですが、30年以上も経った今でも昭和切手のアルバムのトップリーフとして現役です。 今更感がありますが、この切手が発行されるまでは田沢に富士鹿、風景切手を使…